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雑記

【audible】テスカトリポカ【聴読感想】

この記事は、こんな人にオススメ

・audibleで何を聴くか、悩んでいる方
・長編のaudible作品を探している方
・直木賞受賞のテスカトリポカが気になっている方

どうもこんにちは。コンです。
趣味は読書とこうしたaudible作品を聴くことです。

ここ最近、3ヶ月もの間はのこの作品ばっかり聴いてました。
毎朝の通勤はもちろん。
友人の結婚式に車で向かう道中ずっとこれでした(笑)

だって長いんですもん!!
17時間12分!!!


話も構成も何も知らず聴き始めたので、正直ストーリーの構成が群雄割拠物だと知らなかったので
最初は面くらって、最初に戻って聞き直したりもしたのですが
とても面白かったので感想を書いていきます!!!

ネタバレもあるので、ご注意ください。

0. あらすじ

あらすじは以下のよう

メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやってきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミロとコシモは邂逅する。

https://kadobun.jp/special/tezcatlipoca/

こういうあらすじが公式から出ていますが、、、
バルミロが本格的に出てきたのは結構後だった気がします(笑)

最初は物語は1996年のメキシコ、シナロア州の首都クリアカンで、17歳の少女ルシアが街から逃げ出す場面から始まりって、ずっとその話が続きますので
バルミロが登場するころには、このあらすじは忘れてしまっているはず(笑)

1. 好きだったところ

ショッキングな内容のシャワー

開始まもなく、貧しさの出口の見えないメキシコから資本主義アメリカに逃れるのがどれくらい悲惨なのかかから始まり、5分麻薬に関する話から始まり、そこから30分くらい後には人が死に始めます(笑)

そんな内容の話なので、
基本暴力的なシーンが多いです。

暴力以外の話といえば、、、金の話ですかね(笑)

本当に正義・道徳はどこにもなく、欲望と裏切りの連鎖が続いていきます。
ただそこには一貫して、アステカ神話の表題の神への信仰はあったかなって。

まさに黒い太陽と呼ばれる小説にふさわしい内容でした。

実在する物が登場するのでリアリティーがものすごい


作中で登場する麻薬に関する話が妙にリアリティがあります!!
なんでこんなに本当の話っぽく聞こえるんだろ。。。って聴いた後に疑問だったのですが
多分、本当に存在する麻薬の種類で話をしているからなんだろうなって私は思っております。

話に出てくる麻薬の種類がメタンフェタミンという薬品が麻薬の一種で
アイスと呼ばれるのが通称だということ。

この内容は実際の麻薬・覚醒剤乱用防止センターでもしっかりと解説されており、本当に存在する麻薬です。

他にも、登場する日本車がもろ商品名
アルファード、ベルファイア、アクア、ランクル、ランエボ、ジープ・ラングラー、三菱アウトランダー。。。
働く車がいっぱい♪いっぱい♪
(伝われ〜)

他にも実名の物の名前も多くでるので、リアリティがあるんだろうなと感じました。

くちこみ

結構クチコミも暴力的な内容にショックを受けてる人も多い印象。

おわりに

正直読んでいて、衝撃の連続でどっぷり疲れた作品でした。

でも、疲れるほど聴いてしまうほど面白い作品とういのも確か。

読み終わっても、こうして記事を書けないほどは、ヘビーな内容。

。。。。本買ってよも。

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