どうも、コンです。
今回は、最近色々大変だと感じているので愚痴っぽい記事を書いてみます。
というのも最近、エンジニアの仕事多くなくない?と思うことが増えちゃって。でも、その違和感を突き詰めていくと、どうも「仕事が多い」とは少し違う結論にたどり着きそうなので、整理してみます。
「一人で全部やって」が、いつの間にか当たり前になっていた
ある日、「今回のこれ、お願いします」の一言で渡されたのは、AI を使った社内向け Web アプリ。要件定義からフロント・バック・AI 推論・インフラ・デプロイ・保守運用まで、全部が一人のスコープでした。昔ならチームで役割分担してた規模なんじゃないの?って思う感じです。
自分はもともと Python を7年書いていて、Web アプリの部署に異動してから、フロント(React)、バックエンド(NestJS)、DB(PrismaとPostgress)、インフラ(AWS と Terraform)と順番に積み上げてきました。こんなに色々できるようになったのも生成 AIのおかげ。
でも楽になるかと思ったら、むしろ逆。「フルスタック」を超えて、AI 設計・インフラ・セキュリティまで一人で見るフルビルドのような働き方が、標準になりつつあります。
AI が全部書けるなら、「広さ」はもう価値じゃない
生成 AI が来て、楽になった部分は確かにあります。
ただ、そこで思ったんです。AI がここまで広い範囲を助けてくれるなら、「技術の広さ」自体がもう価値になりづらいんじゃないか、と。
「フロントもバックもインフラも書けます」は、5年前なら強い主張でした。でも今は、AI のおかげで誰でも届く場所に来ている。「全部できる」を目標にしたところで、AI の進化速度には追いつけません。広さで勝負する時代は、たぶん終わりかけています。
残るのは「どの業界を良くしたいか」だと思う
じゃあ、エンジニアはこれからどうしたらいいのか。
最近の自分の仮説は、「どの業界の、どんな課題を解決するソフトを作るのか」です。現場の仕事をどれだけ深く理解しているか、業界のリアルをどれだけ掴めているか、そこに自分の技術をどう当てるか。
配属された業界を受け身で詳しくなるのではなく、自分が役に立ちたい業界を、自分で選びにいく。エンジニアの差別化は、「書けること」から「どこに向けるか」にシフトしていく気がしているんじゃないかと考えております。
ここまで考えてきて、自分の中で地味に大きい変化が一つありました。「スキルが上がるかどうかで、仕事を選ばなくていい」と思えるようになったことです。
以前は、次の仕事やアサインを考えるとき、「ここで何の技術が身につくか」をかなり気にしていました。でも、AI が広い範囲の底上げをしてくれるようになった今、どこで働いても技術はどのみち引き上げられていきます。だったら、スキル向上を基準に仕事を選ぶ必要は、もうない。
そして、どうせフルビルドで大変になるのなら、本当に自分が貢献したいと思える仕事で大変になった方が、後悔は少ない。そう思うようになりました。
とりあえず、今の職場で好きな分野を探す
で、自分はどうするのか。
正直に言うと、「この業界に行きたい」という答えは、まだ特に決まっていません。かっこよく「ここに張る」と宣言できたら気持ちいいんですが、そこまで腹は決まっていないのが本音です。
なので、とりあえずはもうちょっと今の職場で、課題開発を続けてみようかなと思っています。目の前の案件に向き合いながら、自分が本当に好きだと思える分野を、ゆっくり探していく。今はそのフェーズにいる、という感覚です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
