どうも皆様こんにちは!!
コンとです。
組み込み関数という言葉をタイトルに使ってしまったのですが
皆様、ご存知でしょうか??(私はPython初めて2~3年で知りました。。。(恥ずかしい))
関数というのは、一連の処理をまとめたもので、
引数と呼ばれる入力値を渡して、自分が計算したい値を出力値としてもらうというものです。
組み込み関数とは、Pythonにあらかじめ定義されていて
自分で定義を書かずとも、使うことができる関数です。
沢山あるのですが、まずは基本となる組み込み関数を覚えていきましょう!!
次の組み込み関数が基本になってきます。
基本中の基本の関数
- データを入出力する関数(input, print, open)
- 数値演算をを行う関数(abs, round, pow)
- 基数変換を行う関数(bin, oct, hex)
- データの状況を確認する関数(len, type)
- データ型を変換する関数(int, float, str )
複数の要素を持つデータに対して処理する関数
- イテレータを変換する関数(list, tuple, set)
- イテレータに処理を行う関数(sorted, map, filter)
- enumerate関数
- zip関数
- dict関数
全部で10種類の関数(関数の数でいうと23個)あります。
多いんですよ〜〜泣
私も多いって思いましたああぁあぁあぁあ
でも基本ってピラミッドの底辺のイメージだから??幅広いと思うので??
たくさんあって大変かと思いますが、紹介させていただきます。
基本中の基本の組み込み関数
これから紹介する組み込み関数は、正直なんて表現すればいいか難しかったので
この見出しをつけさせてもらいました。(語彙力足りず申し訳ありません)
以下が実際のコードの一覧になります。
▶️再生マークを押すと実行できて、最初数字を右の画面で入力してもらえると
続きが実行されるものになります!!
さすがTrinket、ちゃんと組み込み関数が使えてよかったです。
おおよそ、何しているかはprintの際に書かせていただいたのですが
重要だと感じている項目について、解説していきますね。
数値演算:round()関数による丸めこみ
round関数は、整数や小数を丸め込む関数です。
ここで大事なのは、四捨五入ではないというところです。
round(number)の時、numberに近い整数が2つあるとき、偶数へ丸めこみをおこないます。
だからround(1.5)とround(2.5)の値は共に「2」となっております。
基底変換 : bin, oct, hex
これは10進数を他の進数に変換する関数です。
Pythonのこの関数の場合は負の数や小数をなどは変換ができません。
と思う方も多いかもしれませんが、例えば工場でいうと
製造装置との通信で使うことがかなりあります。
例えばの話なのですが
少し前にお話させていただいたシリアル通信なんかは、
2進数の信号が〜や人が扱いやすくするために16進数で〜みたいな話があるので
そういった装置の出力値の取得によく使います。
データ型を変換する関数 : int, float, str
Pythonから始めると、あまり意識しないであろう
データの型。
とても初歩的な内容なのですが
int, floatの 3 とstrの ‘3’ だと
前者は計算できて、後者は計算できない文字だよ〜って覚えてもらえれば大丈夫です!!!
あとint(小数を含む数)を実行すると、四捨五入でも丸めこみでもなく
小数部分がバッサリなくなります。
このあたりがポイントと感じたので紹介させてもらいました!!
複数の要素を持つデータに対して処理する関数
ここから処理の複雑な関数を紹介させてもらいますが
繰り返しのfor文と組み合わせることで、多様な処理が可能になってきます!!
これもTrinketを使って実際に紹介していきたいと思います!
以下が実際のコードです。
ここからはfor文と組み合わせたり、タプルとリストが出てきたり、
なかなか理解が難しいと思いますが、1個ずつ覚えていきましょう(^_^)
ここがポイントかなって思うところを解説させていただきます!!
イテレータを変換する関数
これは単純にリスト→タプル、タプル→リストなどの
イテレータを変換するものです。
(イテレータはこの後紹介するrange関数, map関数も含みます。)
変換の関数を使えることも大切なのですが
リストとタプルの違いをしっかり理解しているのも大切です。
まだあんまりわかないよ〜という方は
もしよかったら、解説したページがあるので参考にしてもらえれば嬉しいです。
map関数
map関数はイテレータの全ての要素を、作成した関数に入力した値を返します。
enumerate関数
enumerate関数は、イテレータのそれぞれのデータの順番を示す番号と、それぞれのデータをまとめたタプルを返す関数です。
作ったタプルをfor文などで、番号とともにデータを出力させるなどの使い方が主に使われている方法です。
zip関数
zip関数は、複数のリストやタプルに対して、同じ要素番号のものを集めてタプルを生成する関数です。
zipってきくと、1つのファイルにまとめた拡張子のイメージだったので
今回のzip関数もまとめるという感覚で覚えれますね。
dict関数
dic()は辞書型のデータを作成する関数です。
辞書型は、キーと値がペアになっているデータ形式のことです。
実はdict関数を使わなくても{ }の中に記述することでも辞書型データを作成できます。
基本的な作成方法は、 「キー = 値」 の形式で値を設定していきます。
キーは文字列です。
よくzip関数とも組み合わせることで2つのリストからも辞書を作成することができるので
例でも紹介させてもらいました。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
基本のと書きながら、map関数だったりenumerate関数だったりはかなり難しいかと思います。
map(関数, list)なんて使い方なんてなかなか普段使いませんよね(;_;)
無理に覚えようとせず
使ってみるのが1番理解に繋がるのでどんどん書いていきましょう。
この記事が皆様のPythonの理解に少しでも繋がると幸いです。